ハンガリー

【ハンガリー留学】メリット・デメリット全てお伝えします

ハンガリー留学って、めちゃめちゃマイナーですが、最近は地味にその知名度も上がっているようです。

ハンガリーって、日本人からはあまり馴染みのない方も多いと思います?

ハンガリー留学って実際どんな感じ??

っていうところを、高校卒業後ハンガリーの大学に入学して、すでに卒業までした私から全てお伝えします!

留学するってなると、国選びって簡単なようで候補多すぎて大変ですよね。。
ちょっとでも判断材料としてお役に立てれば嬉しいです。


ハンガリーとは?

ハンガリーは、ヨーロッパの真ん中に位置する、7つの国と国境を交える内陸国です。

首都: ブダペスト

ブダペストは、ドナウ川が真ん中をどどーんと流れており、その川を境にブダ側ペスト側に分かれています。


公用語: ハンガリー語

ハンガリー語は、世界的にも難易度の高い言語らしく、一応アルファベットではありますが、英語とも文法は全く違うみたいです。


日本からの距離: 8,918km

人口: 966万人

面積: 93,030㎢

隣国: オーストリア、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、クロアチア、セルビア、スロベニア

島国の日本と違ってこれだけの国と接していれば文化も言語もいろんなのが混ざりますね。


通貨: フォリント (HUF)

EU加盟国なのでユーロも一応使えます。


大統領: Áder János (アーデルヤーノシュ)

何が有名?: 温泉、パプリカ、ワイン

実はハンガリーは温泉が有名です。阿部寛の「テルマエロマエ」っていう映画見たことあります?それのイメージです。(宮殿みたいな屋外の温泉で、水着で入るゴージャスな場所です。)


ハンガリー留学5つのメリット

そんな美しい国ハンガリーですが、留学に行くとなるとどんなメリットがあるかご紹介します!

留学費用が安い!

実際になぜ安く済むのかというと、

物価が安い学費が安い奨学金制度が整っている。この三点盛りのおかげです。

ハンガリーは物価が安いので日本みたいには生活費にお金がかかりません。そして、元から学費はアメリカやイギリスのように莫大な金額ではないのにプラスして、留学生に対する奨学金制度が整っているので、留学費用を安く抑えられます。


実際に私がハンガリー留学中に使っていた奨学金の説明はこちらでしているのでよかったら。

いろんな国の人と出会える!

ヨーロッパの真ん中ということもあり、いろんな国の留学生がいます

実際に私たちのように9000km離れた国からも留学に行くように、ヨーロッパに止まらず世界中からの生徒がいます。

何十という国の生徒と一緒に授業を受けるだけでなく、寮でも共に生活したりすることで、異文化のなかに実際に身を放り込んで未知の体験がいっぱいできます。

当たり前の概念めちゃめちゃ崩れます♪

文化の違いを目の前で経験するのて素晴らしいことですよね。

人が優しい!

ハンガリー人て、どういうイメージがありますか?

"外国人"っていうひとくくりでいうと、やはりガツガツしてるってイメージも大きいかもしれません。

が、ハンガリー人は日本人に似て、シャイです。

しっとりした感じです。(表現の癖)

とにかく、穏やかで心優しい人が多いんです!

ハンガリーで実際に私が出会った優しい人エピソード集今度お話したいと思います。

日本人があまりいない!

やはりハンガリーって日本からしたらマイナーな分、日本人がそんなに多くありません。

留学する際、日本人が多すぎると、せっかく留学したのに日本人との時間がほとんど、ってなってしまうことを懸念する方も多いかもしれません。

ハンガリー大使館の統計によると、ハンガリーに正式に滞在している日本人は1,691人だそうです。そのうち383人が永住者だそうです。

(2018年調査)

なので、いないわけではありません。

日本人が多すぎず少なすぎずちょうどいいかなと私はすごく思いました。

日本人で集まろうと思えば集まれるし、一切関わらないようにすることも可能です。

旅行がしやすい!

ヨーロッパの留学の良い点はやはり、いろんな国に行きやすいところです。

本当に、旅行がしやすいです。

ハンガリーは陸続きで隣の国にもいけるので、電車やバスなどでちょっとウィーンに行ったりチェコに行ったりも全然できちゃいます。

せっかく日本を飛び出して留学するのであれば、いろんな国を訪れてみたいですよね!


以上がハンガリー留学の5つの大きなメリットになります。

ハンガリー留学5つのデメリット

では次に、ハンガリー留学を考える際に考慮するべきデメリットをお伝えします。

英語のレベルが低い

ハンガリーの公用語はハンガリー語なので、

大学の先生も、先生であるとは言え、英語を外国語として話す人たちです。

実際に自分の大学に、文法ぐっちゃぐちゃで伝わりづらい英語を話す先生いました。

「英語力を短期間でできる限り上達させたい」、という点が留学の目的の一番にくる方は、英語圏留学に越したことはありません。

私はアメリカに一年留学した後にハンガリーに留学したので、本当にみなさんにはこちらはお伝えしたいことの1つです。

ご自身の留学の目的と、何を学び何を経験したいのかの優先順位をしっかりと把握し、留学先を選んでみてください。

海鮮が食べれない

ハンガリーはばちばちの内陸国なので海に接してません!

魚がいません!

海鮮が食べれません!

これは寿司文化で育った日本人にとっては悲しい現実のひとつかもしれません。

私は海鮮が好きすぎて次は絶対海に接してる国!!と意気込んでいるくらい、海鮮大事でした。笑

渡航が大変

ハンガリーは日本からの直行便がありません

なので、飛行機でドバイまで行って(12時間)、ドバイからハンガリー(5時間)に行く、みたいなイメージです。

乗り継ぎ場所は色々あるので選べますがだいたいこれくらいの時間がかかります。

簡単に一時帰国とかもしづらいですね。。


フライト料金は、往復一番安くて7万円くらいです。
渡航時期やチケットを買う時期などによって変動しますが、私は過去5回くらいの往復はすべて7or8万円でした。

やはり9000km先の国に留学するのにはそれなりの覚悟が必要そうですね。

留学生と現地生の壁が大きい

ハンガリー人はとっても親切な人が多いですが、シャイなので、あまりガンガン留学生と自主的に絡んでく人が少ないです。

留学生の方から話しかけていけば全く問題なく仲良くできますが、学校内で、留学生とハンガリー人生徒の隔たりがあるなとは少なからず感じました。

やはりすでにグループになっている人たちの中に話しかけに入るのは多少勇気が入りますが、そんな勇気も、留学しようって勇気のある決断をできた皆さんならなんも問題なくできちゃうことだと思います。

稼げない

ハンガリーの飲食店バイトの時給は1200フォリント(418円)ほどです。

給料は安いですが、物価も安いので、ハンガリーで生活する分にはそんなにびっくりするくらい足りないってことはないかなと思います。

でも日本でのバイト経験などがあると、稼げない、という印象を受けるかもしれません。

バイトは稼ぐためではなく、経験のため、という方は、問題ないと思います。


以上がハンガリー留学の5つのデメリットになります。

まとめ

ペラペラと喋ってきましたが最後にまとめて終わりにします!

ハンガリー留学メリット

留学費用が安い!

いろんな国の人と出会える!

人が優しい

日本人があまりいない!

旅行がしやすい!

ハンガリー留学デメリット

英語のレベルが低い

海鮮が食べれない

渡航が大変

留学生と現地生の間に壁がある

稼げない


留学先を決めるのほどワクワクすることってないですね。

悩みすぎて逆に苦しいって方もいるかもしれません。

そういう方は、デメリットは一切見ないでメリット、自分の望むものだけを見て一回順位をつけてみてください。

物事何にでもデメリットはあります。今回あげたデメリットも、全部メリットに言い換えることだってできます。

英語のレベルが低い→英語もハンガリー語も学べてトリリンガルになれちゃう
海鮮が食べれない→日本に久々に帰ってきたとき海鮮が死ぬほど美味しく感じる
渡航が大変→乗り継ぎで違う国にいけちゃう、映画いっぱいみれる
留学生と現地生の間に壁→自分が先駆者になって誰よりもハンガリー人と友達になったろう!!って逆に気合が入る
稼げない→お金への執着心がなくなり生きやすくなる!

みたいな感じですかね。笑

秒速で書き換えてみました。

とりあえず何事も考え方次第で180度変わります。

自分の欲に忠実に、周りはもちろんですが、常に自分自身と相談する時間を一番大事に、決めてみてください。


読んでいただきありがとうございました。

-ハンガリー
-